みんなが集まる家。
T様邸
2021年竣工
- 設計
- K-ATELIER一級建築士事務所(札幌)
家族が集まり、
やってみたいが増えていく。
阿寒の雄大な景色と自然の中に佇む平屋。夫婦揃って言葉にしていた「みんなが集まる家」。家づくりを通し、家族の時間を大切にしたいことや、笑顔の多さから、仲の良さが溢れ出ている。素材感にもこだわっており、事前にとことん調べて相談したという。ウッドデッキや土間、薪ストーブなど、それぞれの譲れない部分を合わせて出来上がった、さざまざな想いが集う家。
人と自然の
温かみを感じる
落ち着きのある空間。
建築士から最初に「家づくりで大切にされたい事は何ですか?」という質問から家づくりがスタートしました。「みんなが集まる家がいい」との要望をいただき、完成後、ご家族皆さんで楽しそうに過ごしている姿が何より微笑ましく嬉しかったです。阿寒の自然と、娘さんの可愛さで、現場通いが自分の癒しの時間となっていました。
家族の時間を
みんなで過ごす
大切さに気付く。
家を建てるときに素材感の大切さを感じました。調べて相談してつくりあげたプランで出来上がっての後悔がひとつもなかったです。予算も含めて悩んだところはあるが、薪ストーブ裏の札幌軟石で貼り方も含めてとても気に入っています。漆喰にしたかった外壁もジョリパットにしても自然な風合いを保つことができた。様々な提案を受けてオススメされたものが実際にハマったときにすべてがいい形に落ち着き満足しています。
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- 家の中の動線にもこだわりがあるのはもちろん、一貫して「家族が集まる」をテーマにしている。大きな窓から、キッチンからリビングまでフラットな空間にすることで、家族がどこにいるのかが認識でき、人が集まった時にも開放感のあるフロアで楽しむことができる。
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- 夕方の外観。家を照らすライトが心地よい。目の前には広い敷地があり、使い方のアイデアもたくさん。目隠しの塀や木を植えたり庭を2年計画で作りたいという。ウッドデッキの上で運動会のかけっこの練習をしたり、友達をたくさん呼んだりと、アパートでは出来なかったことが出来るようになったのでお子様はとても嬉しそう。
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- キッチンは洗練を究めたオールステンレスに。存在感のある薪ストーブはとても暖かいという。なにより「地域に住む=地域のことも考える」ことだと思っているので、阿寒の業者さんも使いたいという要望を、サトケンは融通きかせてくれたところもハウスメーカーさんでは出来ないところで、嬉しかったという。
こだわり・理想のお住まいを
カタチにします。
ぜひお聞かせください。
家族の想いに寄り添う家。
N様邸
2020年竣工
- 設計
- K-ATELIER一級建築士事務所(札幌)
家で過ごす時間が、
心を満たしてくれる。
釧路市内の自然に囲まれ、坂道に沿うように佇む平屋。外観はモダンで上質な雰囲気を醸しつつも、自然に溶け込む。ブランコやクライミングウォールの目に見える楽しさや、漆喰や無垢材の素材をメインに、通路や寝室などに余白をたっぷりと設け、太陽光によって木漏れ日が壁に写し出されるギャラリーのような空間を演出。時間の変化を感じる細かなこだわりをたっぷりと詰め込んだ。
上質な空間は、
技術と知恵、細かな
こだわりの集積。
奥様の審美眼が素晴らしく、土地選びからお家完成の最後まで、色々な事を学びました。完成してみて、この土地にこだわられていた理由が実感できました。息子さんは、窓から見える来客(鹿、キツネ、鳥…)に喜んでいられるようです。お忙しい旦那様にはまるで別荘に居るようだと嬉しい言葉をいただきました。いつも第一に家族の事を想ってらっしゃる奥様のこだわり抜いた家が完成しました。
自然と、
家族の輪を
紡いでゆく。
さまざまな場所に足を運び、この土地を選びました。カーテンを開けて過ごせることと、景色を楽しむことで選んだ立地でした。お気に入りのキッチンでは、木漏れ日を感じながらコーヒーを淹れる時間や食事の準備を楽しんでいます。中庭のスペースをつくることで、キャンプや鍋を楽しんだり、家のどこにいても家族の気配が感じられる、安心感のある家になりました。
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- 壁面の素材で中心となる「漆喰」。木漏れ日を写し出すスクリーンにもなる。どこか安心感やあたたかみ、優しい印象を覗かせる素材。お子様の寝室の壁には指で描いた恐竜が描かれている。漆喰を塗る際に左官職人さんがそのスペースを空けて塗るのを待っていてくれたそう。
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- ゆっくり過ごせる家の中でも、アイランドキッチンは家族の集いの場に。家族3人とも家で過ごすことが増えたそう。奥様はあっという間に夕方になっていることが多く、夕飯準備や手の込んだ料理を作ったり、パン作りもまたやりたいという。
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- リビングの窓枠のない四角い窓も大きなポイント。開放感を演出し、沢山の光りを取り込むことで部屋を明るく。四季のうつろいを飾る額にもなる。リビングは小さな音楽ホール。お子様のバイオリン演奏はここで。
こだわり・理想のお住まいを
カタチにします。
ぜひお聞かせください。
住みたいと感じた
土地に導かれて、
はじまった家づくり。
I様邸
2020年竣工
- 設計
- Atelier CoCo(札幌)
思いもよらない転勤。
思い描いていた暮らし。
ご主人の初任地であった弟子屈町。温泉などの観光資源と農業が盛んなまちに、結婚から20年の時間を経て、戻ってきた。今度は家族が3人になって。当時からまちの印象はよく、「子育てをするならこんな土地がいい」と話していた。呼び戻されるように再びつながった土地との縁から、住まいづくりが始まった。
薪ストーブと、広い土間。
3人の理想を汲み取り、
土地に調和する空間を。
設計士がご主人の双子のお兄さんということもあり、兄弟だからこそできるお家作りがあったのかと思います。施工中、毎週のようにご主人はヘルメット姿で現場にいらっしゃいました。大工に混じって作業をお手伝いいただき、現場も和気あいあいとした雰囲気になりました。人が通ること自体が珍しい場所だからこそ、人とのつながりを大切にされる暖かな人柄を感じました。
やりたいことが
どんどん増えて、
気づけば早起きに。
野菜を育てたり、薪を割ったり…なにかに熱中する時間が増えました。友人など来客も増えたので、キレイを保つために掃除をよくするように。やりたいことは増えるばかりで、冬になったら薪ストーブでピザを作ったり、クリスマスにはダッチオーブンで鶏を丸ごと焼いたりしたい。家に見合うように暮らそう、という良い意味でのプレッシャーを感じています。
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- 自宅に帰るたび、見つめたくなるような外観。夜になる直前の、空が濃い青色になる時間が、ご主人のお気に入りの景色。夏には家の前にシートを敷いて、空を見上げれば、きらめくペルセウス座流星群がよく見える。視線を落とせば、ホタルの発するやわらかい光が、手の届くほどの距離に。喧騒から離れて見つかるものが、ここにはある。
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- 誰にとっても、好みのものに囲まれた生活は心を躍らせる。キッチンのタイルには、いつか家の壁に貼ろうと思って大事に持っていたものを。ご家族で貼られていたことでより一層愛着が湧くものに。手芸が趣味(エコクラフトのカゴ作りを10年以上も続けている!)パッチワークの座布団なども作る奥様は、「出せずにしまわれていた雑貨が、日の目を見れてうれしい」と笑顔で語る。
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- この家が建つ前、ご家族は公営住宅に暮らしていた。手狭な部屋では、どうしても荷物があふれてしまう。新居に移り、息子さんには新しい部屋ができた。本やエアガンなど趣味のものが置けるようになり、自宅での時間を満喫している。「近くにある山の敷地を開拓して、サバイバルゲームも楽しみたい。」趣味のフィールドは、家の中だけにとどまらないようだ。
こだわり・理想のお住まいを
カタチにします。
ぜひお聞かせください。
自然と、愛犬と。
共生する喜びを
分かち合う。
T様邸
2019年竣工
- 設計
- 一級建築士事務所
ティーサイズ(札幌)
満たされているから、
「誰かのために」を考えられる。
鶴居村の豊かな自然景観に溶け込む、一軒の平屋。美容師である奥様の店舗も併設している。季節の移ろいを感じられる大きな窓を設けたが、日差しが入り過ぎないように設計した。暑さに弱い愛犬との暮らしを考えてのことだ。自然と、愛犬と、そして、お互いを見つめ合うまなざしは、薪ストーブで揺れる火のように、おだやかで暖かい。
一枚の間取り図が、
そのまま新しい
ふたりの住まいに。
最初の打ち合わせに、描いてきてくれた一枚の間取り図から家づくりがはじまりました。ご夫婦の中では、最初からイメージができあがっていて、それを形にさせていただくだけでした。自然に囲まれ心おだやかに暮らせる喜びが、どれだけ日々の生活に大切であり、幸せなことか。ふたりの姿から私たちも教わりました。
便利さから
離れて気がつく、
本当に必要なもの。
家と職場との往復がなくなったことで、犬のことや、自分のことに使える時間が増えました。冬には庭にテントを張り、焚き火をじっと眺めて。ときには庭に自生する、名前の知らない草を辞書で調べてみたり。四季を通して飽きることない景色がここにある。休みがあれば「どこに出かけよう」と考えていたのが、「家にいたい」と思うようになりました。
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- 家の周囲には、ウッドチップを敷き詰めて。コンクリートの方が手入れの手間はかからないが、景観に溶け込むことを優先。この辺りは冬になると、雪が一面を覆い、白くて美しい世界になる。空気が澄んで、動物が餌を求めて顔を出す。
「この家で生活するようになってから、冬が嫌いではなくなった。」とふたりは語る。
- 家の周囲には、ウッドチップを敷き詰めて。コンクリートの方が手入れの手間はかからないが、景観に溶け込むことを優先。この辺りは冬になると、雪が一面を覆い、白くて美しい世界になる。空気が澄んで、動物が餌を求めて顔を出す。
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- 調湿や消臭効果もある、珪藻土の塗り壁。「自然素材の壁材を扱う点も、サトケンを選んだ理由のひとつ」とありがたいお言葉。ご自身で塗りたいということで、冷え込みが強くなる秋口に1か月ほど現場で作業して頂きました。友人も招かれながら、プロさながらに作業されていたことに、職人も驚いていました。
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- 家全体をじんわりと温める、薪ストーブ。インテリアとしての魅力だけでなく、停電があったときにも困らない。「景観を壊さないように、今後はツリーハウスや小屋を作りたい」と語る自然派のふたり。体を動かす薪割りも、自然との共生を感じられる心地よい時間のようだ。
こだわり・理想のお住まいを
カタチにします。
ぜひお聞かせください。